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zoom RSS 【大会】 SRF6時間耐久レース 2008 (解析編)

<<   作成日時 : 2008/01/27 14:04   >>

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先日行われたSRF主催の耐久レースでデビュー・ウィンの快挙を達成した「チーム・コンコン」が、なんと! 海外の雑誌で紹介されました〜っ!
おめでとうございま〜す。
これで1/5RCも世界規模で一気にブレイクするか!?





掲載されたのは、世界176カ国で延べ2900万人が読んでいる「TIME誌」と、アメリカの権威ある車専門誌の一つである「MOTOR TREND誌」です。

すげぇ〜 \(◎o◎)/!

■TIME誌

「TIME誌」においては、レースの準備段階からチェッカーフラッグを受けるまでのチーム員の精神面の変化や、走行テクニックやレース戦略と言ったソフト面にフォーカスして記事が書かれています。

■MOTOR TREND誌

そして「MOTOR TREND誌」では、ハード面にフォーカスし、ウィニング・カーの信頼性と速さを裏付ける様々なチューニング内容が分析・公開されています。
NEXT DOIさんの技の秘密も判るかも知れませんね。

う〜っ、早く見てみたい〜っ!
こりゃ、売り切れ続出ですね。

気になる発売日は、週明けの月曜・・・来月の頭?・・・年明け??
って、まだ未定だそうで〜す。(笑)

と言う訳で、発売まで待ってられないので、MyLapsのデータを使って分析した結果を紹介しま〜す。(^_^;)



【分析対象チーム】

分析対象は、優勝したチーム・コンコンは勿論のこと、3位の「チーム Cragy50’s」と5位の「チーム ナントカーズ」を加えた3チームとしました。






【レース展開の状況】

先ずは、当日の6時間のレース展開を見てみます。

●チーム・ナントカーズ




最初は5位に入賞した私も参加している「ナントカーズ」です。

下の表は、当日の走行とピットインの状況を示しています。

※表の見方
・ピットインの原因分類(給油、トラブル対処)は、一部推測も含まれています。
・昼休み中の「周回数(約30周)」は、その結果に応じてボーナス周回数が加算される「スプリントレース」での走行を示しています。
・昼休み中の「給油」は、「スプリントレース」に向けて許可された全チーム共通の給油を示しています。





う〜ん、こうやって見てみるとトラブル続きだったのが判りますね〜。

★1回目 スタート後早くも9周目でキャブトラブル
★2回目 スプリントレース中に発生したリア周りのトラブルのため、午後のレース再開直後にダンパー交換
★3回目 これでも直らずに8周後に再度ピットインし、リア周り交換と言う大手術で10分強もロス

トラブル対応に、忙しいレースでした・・・

●チーム・Cragy50's



お次は、ベテラン揃いで耐久2勝目を狙っている「Cragy50's」です。
因みに、「Cragy50's」は「クレイジー フィフティーズ」と読み、「クレイジー ごじゅうズ」ではありません。(笑)




残念ながら午前中の中盤に、フロントサスアームのトラブルでピットインし、サスアーム交換に10分強掛かってしまいました。

その後は流石にベテランチームらしく、順調に周回を重ねていたのが判ります。

●チーム・コンコン



いよいよ、優勝チームの登場です。

前日に、はるばる大阪から陸路でケイチューンに到着されました。
疲れは見えないのか!?



いやぁ〜、見事ですねぇ〜。 安定した走りが一目瞭然です。
午後に行われた4回目の給油時間が6分強掛かっていますが、ここでタイヤ交換でも行ったのでしょうか。

1回当たりの周回数も安定しており、昼休み突入前と夕方のゴール直前の走行時間が1時間前後であることから、給油回数の低減やマシンを少しでも軽い状態で走らせるためのレース展開の組み立てのうまさがホント光ってますね。

【レース展開の比較】

以上の結果より、3チームの走行状況を比較してみました。




あちゃ〜、ナントカーズだけ6回も給油してる・・・(-_-;)
1回の給油(満タン)での最大走行時間を見ると、やはりノウハウ豊富な「チーム・Cragy50's」が「1時間13分」とトップで、これに初参加の「チーム・コンコン」が肉薄しているってのも驚きですね。

給油タイミングと周回数の推移をグラフで見てみると、





チーム・コンコン(黄色)は初参加なので、最初は100周ちょっとで燃費の様子を見て、段々と一回当りの走行時間を長くしていき、最後は2位との距離を測りながら燃費を抑えた走りで走行時間を稼いでいたのが判ります。

う〜ん、お見事!

それに比べてナントカーズは・・・トラブル発生も相まってボロボロ・・・(^_^;)



【ラップタイムの状況】

次は走行タイムについて見てみます。

●チーム・ナントカーズ




走行距離が長いので、トラブル発生でコース上に止まったり他車と接触してコースアウトしたりすることも多々あるので、全周回を以下の2つに分けてみました。

 @正常周回 ほぼ何事も無く、ドライバーのベストラップに近いタイムで走行できた周回
 A異常周回 何がしかのミスやトラブルで大きくラップタイムを落とした周回
    ※全チーム一律に、1周のラップタイムが33秒を超えたら「異常周回」と見なしてます。





●チーム・Cragy50's







●チーム・コンコン









【ラップタイムの比較】

以上の結果をもとに、3チームのラップタイムを比較してみました。





レースの結果は、左から5位→3位→1位なんですが、順位と比例しているのは「平均(総合)」のタイムだけなのが判りました。
 ※平均(総合)タイム = 全周回のラップタイムの合計÷レース時間
  ピットイン中の時間やラップタイムが遅いと長くなる

「チーム・コンコン」が、ベストラップと平均(正常のみ)のタイムのトップでない事からも、如何にピットインしている時間を短く(マシンを壊さない等)し、一周のラップタイムを早くするかと言う当たり前の事が数字に表れたと思います。
正常走行と異常走行の周回数をもとに、走行の安定性を見てみると、





チーム・Cragy50'sとナントカーズの約10%に対し、チーム・コンコンはその数分の一の3%でした。

つまりチーム・コンコンは、約1時間を走行(約100周)する間に、大きなミスは3回ぐらいしか犯さないと言う非常に高い安定性を持っていた事が判ります。
これがエスパーの力か!? (^_^;)



と言う訳で、初参加でも勝てる!って事を証明してくれた「チーム・コンコン」ですが、その快挙は決してマグレ等ではなく、

 ・緻密でクレバーな監督の采配
 ・終始安定した走りを高次元で保つドライバー達の腕
 ・長時間に及ぶレースに耐えられるマシン作りの技術
 ・そして、チームメンバーを精神的にも物理的にも強力に支えた家族や関西の面々の応援

に裏付けられた必然性のある勝利だったと思います。
くぅ〜、こりゃ次の夏の耐久レースも厳しそうだぁ。

夏までにチーム・コンコンが掲載された「TIME誌」と「MOTOR TREND誌」が発売されないかな?
それ見てレースに臨めば、きっと勝てそうですね! (笑)

ではでは

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
もの凄い解析力ですね!

終わってからのデータ分析は次に必ず繋がりますですよ

今年の8耐は 8月24日(日)です

是非ともお待ちしております!!!
しん@SRF
2008/01/27 17:19
いや〜 すばらしい解析ですね!
我々のチームは行き当たりばったりのレースでたまたま車にトラブルがなかっただけですよ。
でもこれが耐久の醍醐味ってやつですよね!
夏の耐久はヤノッチ総監督が指揮するので楽しみにしています。
プラス2
2008/01/27 19:42
しんちゃんへ

>もの凄い解析力ですね!

ありがとうございます。
って、AMBの方で解析用のソフトウェアを出してくれないかな・・・
期待してま〜す。 > AMB社さん

>今年の8耐は 8月24日(日)です
>是非ともお待ちしております!!!

おお〜っ、もう決まってるんですね。
あと七ヶ月・・・長いようで、これが短いんですよね。

また参加させてもらいたいと思ってます。

ではでは
キーマック
2008/01/27 22:14
プラス2さん

>いや〜 すばらしい解析ですね!

ありがとうございます。

>我々のチームは行き当たりばったりのレースでたまたま車にトラブルがなかっただけですよ。

いやいや、その「たまたまトラブルが出ない車」を作るってのが難しいんですよね。流石です。

>夏の耐久はヤノッチ総監督が指揮するので楽しみにしています。

ええ〜っ、もう夏の体制が決まったんですか!?
今度は2チーム体制だとか・・・

きっと初の耐久二連覇を狙って来るんでしょうね。
う〜ん、応援したいけど今度は負けませんよぉ〜。

ではでは
キーマック
2008/01/27 22:30
何時も手の込んだ内容に関心させられます。
タイトル画像に笑わせて頂きましたw

NEXT DOI
2008/01/31 18:52
NEXT DOIさんへ

どうも〜。

>タイトル画像に笑わせて頂きましたw

なんでもTIME誌は関西で先行販売らしいので、発売になったら送ってくださいね〜。 (^_^;)

ではでは
キーマック
2008/01/31 20:35

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